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主に乙女ゲーのことを語る予定です
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2024.04.20 (Sat)
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「華やか哉、我が一族 キネマモザイク」



(クリックすると大きくなります)

毎度の好感度確認画面の画像。

でも、PSPの画面上では博様のアップだけですよね。

実はこんな感じらしいです。

この博は素敵だ。




「華やか哉、我が一族 キネマモザイク」



六人目?・・・じゃなくて七人目!?の博様です。



博様のことは、博、と呼び捨てます。すいません。

何となく、弟ポリションだし親しみを込めて「博」と呼びたいのです。



博ルートをやって

「博ってほんと子どもだよね~~。あーあ・・・」

という感想をただ投げて終わらせることはもちろんできますが、

私はここで割と真面目に感想を書いてみることにします。

真面目って何だ?って感じだと思いますが

私がこのシナリオで印象に残った言葉とか、考えたこととか書いてみたいと思います。

何を書くかあまり考えていませんが萌え感想ではないので、その辺りを期待する方は回避して下さい。

博のこともあまり書かないと思いますので。




このルートで、改めて感じた。

キネマモザイク、やはりすごい作品ですね。

そういえばFDなんだけどねw





博はまだ学生で、でももうすぐ二十歳の大人で。

博のシナリオは他の兄弟とはかなり違った毛色でした。面白かったです!

博ルートは個人的にはほぼ萌えとか燃えはなくて、しかもはるにも博にもあまり共感していなかった。

むしろ二人の周りにいる人たちに共感したり元気をもらったりしました。

博とはるの周りにいる人たちが本当に素敵で一生懸命生きているんだな、と強く感じましたね。

そんな人たちの言葉に、色々考えさせられました。

というか、博と一緒に、生きることについてぷち本気で学んだルートでした。

博を馬鹿にする余裕がないとは、ダメな大人っプリを露呈してますがw

上手く言葉にし辛いです <ブログ書く気あるのかwww

私みたいないい大人でも「耳が痛い!痛いよー!」ってなる内容が多かった・・・ダメな大人だぜ(゜ω゜)

まぁいい大人も楽しめるよ☆っていうことで!



とりあえず痛くなりそうなんで、下に隠しときます。相変わらず長いです・・・



※博のことが好きな方が不快になる内容が一部あると思いますので、博が大好きな方は回避して下さい。



「君と結婚はできない。」



最後の、紅葉狩りの日の博の告白。

この、博が出した結論には感心した。

おお、よくぞ冷静に結論を出したなと。

もはやわが子を見守る母親状態ですよw
 

「よかったよ、本当に。好きになって・・・よかった。」(これも博の台詞)


はると博が互いにいい恋をした、みたいな終わり方でしたね。こっちは置いてきぼりでしたが・・・

まぁ互いによかったんなら、納得したんなら、よかったんじゃないか?という感じでしたね。




はい!博のルートの感想終わり~~

ぶっちゃけ二人の恋路に関しては書くことがないし、二人のことはどうでもよかったかもしれない(笑)

それよりも他の人達のことが気になってたから。

玄一郎だったり、秀男さんのことだったり、博の義父の安否だったり、はるの家族のことだったり。

そっちの方がワタクシ的には何倍も心配だったので、二人の話は上滑りしてましたね。


肝心の乙女的シナリオはスルーすると言う、珍しいルートでした。

まぁ、前作の時から正直言いまして、博は一番どうでもよいキャラだったんですよね。
(好きな方には大変申し訳ない!)

前作でも確か、結局何の約束もなく別れて何年か後に再会するという、夢物語の如きシナリオだったと記憶しておりますが・・・

なので、このFDのエピローグでも二人の再会は微笑ましいし嬉しいけれど、あり得ないという印象が強いですね・・・

このFD本編の最後の方では「結婚できない」って言って別れることになったのにキスしてきたり、

「これからもずっと好きだ」って言ってきたり。

正直言って、普通だったら博は無理だわ・・・

別れのキス、と受け止めるべきなんでしょうか。

でもまぁそこは乙女ゲーだから、後のハッピーエンドの伏線な訳ですけどもね。

そういうご都合展開だから、特にこの二人の恋物語はあまり共感できないというか、生暖かく見守ってたというか・・・



ただし、前作と違っていたのは

博が周りの人たちのお陰で大人に成長していく過程が丁寧に描かれていたこと、です。

この辺が大変面白かった!と思います。

割と本気でぐっとくる(一部ぐさっとくる)台詞を皆さんが言ってくれます。

皆、博(と、はる)のことを大切に思ってくれてるんだなぁと実感した。

そんな場面を時系列で書いておきます。




・洋行するか、帝大に進学するか。進路を迷う博。進様が相談に乗る場面。
(実は博ルートではなく、進様ルート中のイベント)



「いいか博。自分で生きるって事は自分で生き方を決めるという事だ。

お前の人生だ、お前の好きにしたらいい。

自分の力で決めるのであれば、自分で決めてみろ!」
 


「どちらを取っても何かを失う。けれど何かを得る。

進路ってそういうもんじゃないか。

悩んでいれば背中くらい押してやるさ。兄弟なんだから。

大事なのは、博が選ぶということなんだからね。」


 

あのいつも優しい進様がですよ!

博に対して厳しい物言いをしてくれます。

ここぞというところでは兄さんだと。

そしてただ叱るだけでなく、最後には励ましてくれる。最高の兄さんでしょう。

こんなこと言ってくれる兄さんなんて、現実には滅多にいない。

進様ルートの感想ではないんですが、やはり梯さんの演技は素晴らしい。

キネマモザイクの進様ルートやってから進様株急上昇中ですからw


 


・食堂で守さんに会って、殺された祖父の話題になり、逃げ出す博。正様が博を追いかける場面。
(これも実は正様ルート中のイベント)


「正には分からないよ。覚悟してやっと洋行するってきめたのに取りやめになってさ。

・・・中途半端なままなんだ。自分で選べって言われて選んだけど・・・

でもそれは、弱いからだって判ってるんだ。

ここにいた方が楽だし。でもあいつと一緒に暮らすなら、洋行すればよかったよ。

コレラになってあっちで死んだ方がマシ・・・」


「甘ったれるな!!」


「痛っ・・・!」


「死ぬなら勝手に死ぬんだな。誰にも迷惑をかけずに!

洋行するなら今すぐするがいい!

・・・できもしない事を簡単に言うな。お前は本当にそう思っているのか?」


「・・・」


「いいか、博。困難なことがあっても逃げるな。

自分に出来ることをしろ。乗り越えて見せろ!


・・・それが出来ない時は、私に相談しろ。

私でなくとも大佐でも茂でもいい。進だって雅だっている。

お前は一人じゃないんだ。」

 

進様もですが、あの正様がですよ!殴ってまで自棄になる博を諭す場面です。

特に後半の「・・・それが出来ない時は、私に相談しろ。」という台詞の言い方・・・!

すごく優しくて、博じゃないのに泣きそうになったよw

上の進様と同じ感想なんですが、宮内さんの演技も素晴らしいです。

ほんと、いい兄弟をもってよかったな、博。

お前が羨ましいよ(本音はそこかw)

 

 


・博の素行が余りにも目に余るということで(笑)、玄一郎の命で博が使用人として働く事になる。
そして、博の粗相のせいで世話係の秀男さんが首になり、出て行くことに。
(もちろん茶番)

出て行く秀男さんを止めに来る博。そこで博に言い聞かせる、秀男さんの台詞。

秀男
「いいか、俺達はこれで飯食ってるんだ。自分だけじゃない、実家を養っている者だって大勢いる。

働くってな、金の為じゃないんだよ。・・・生きる為なんだ。

その為の我慢なんか当たり前だろ?

したい事したって満足できない者もいる。上に行きたくなるし、その為に我慢する事も・・・

ま、色々あるさ。」




生きるためには我慢が大事だ、ということを教えられる博です。

ちなみに秀男さんと博は同い年。さらにたえちゃんとはるも同い年。そうは見えないぞ博よ・・・

秀男さん、ほんと面白いキャラクターですね。

この時は、役者でありながら使用人に扮している訳ですが、

秀男さん自身もただ使用人の役を演じているんじゃなくて、使用人として生きていたんだろうな、と思います。

博ルートではなんと、ついにタメ口⇒後に親友(?)ですからねw

博に対しても 「よう、新入り。」ってwww秀男さんぱねえw



 


・ある日のヨシさんとの会話。

ヨシ
「博はきっと今、自分が嫌いなのね?

自分の悪い所を知るのも大事よ。けどね、全てが出来た人なんかこの世にいないわ。」


うむ。

落ち込んでいる博のことをこう言うヨシ様。

よく分かっていらっしゃる。


 

 

・薮入り、はるの実家。はるのことを心配する両親とたえの会話。


たえ
「・・・あの子の事はお任せ下さい。あたしがちゃんと見て行きますから。」

はるの父
「たえさんはもうわしらの家族の一員みたいなもんですわ。また来て下さい。」

たえ
「そんな、あたし・・・」



上のたえちゃんの言葉に、はるの両親も救われたに違いない。

たえちゃんは、本当にいい子だなぁ。幸せになってほしいです。

そしてたえちゃんのことを大切にしてくれるご両親も本当に素敵です。

そんな言葉にたえちゃんが涙を見せる場面。珍しい。

主人公のはるも、周りの人に恵まれている。





・父の病気と余命を知り、玄一郎のところにのり込む博。
「父さん父さん、医者になってでも父さんを救ってみせる!」とか言い出す博に一喝する玄一郎。

玄一郎
「いい加減にしろ!博よ、お前は私を何だと思っておるのだ?

私は宮ノ杜家当主だ、お前の父親などではない!!」

玄一郎
「病を患う私が受け入れておるのに、どうしてお前が判らないのだ?」

父さんが死ぬと判っても何も出来ない自分に苛立つ博。

玄一郎
「私を救えるなどと思いあがるな。そんな物最初から私は望んでおらぬ。

お前に期待する事など何もない。

お前は存在してこそ価値のある息子だった。

だが佐伯殿が死んだ事でもはや佐伯家は昔ほどの力は取り戻せないだろう。

であればお前は私にとって不要な息子、判っているはずだ。」



どこまでもブレない玄一郎wwwww

どんどん切り捨てるなぁ・・・

さすがに博にも同情するわ。

しかしこれでこそ玄一郎、と思ってしまう私も私。

そしてここまで言われて、博は落ち込むどころか医者になることを決意するという・・・

人生何が起こるか分からないから面白いもんです。


 


・特高に捕まってしまった博の義父が、勇の力で釈放されることになる。
それを素直に喜べない博。
自分ひとりの力で助けたかったらしいが無力だと思い知り、自暴自棄状態になっている様子。



「一人で出来る事と出来ぬ事がある。博はなぜ一人に拘る?」


「そりゃあそうだよ。出来ることなんて何もないけど。」


「博は戦いに挑む前から負けを認めるのか?

博はまだ戦いの舞台にも上がってはおらぬ。

上がろうとしておらぬではないか。

・・・負けるのが怖いからか?」


「違う!」


「特高の件であれば俺が片付けておいた。まぁ、博にはできぬ事だがな。」



あえて最後にこう言って去っていく勇様。見直したわ(笑)

この時の勇様が一番輝いて見えたな <マジで

進様や正様と違って、直感的に行動するタイプの勇様ですが、言う時はびしっと言います。

かっこいいっす!



 

これで最後です。

・上の勇との会話のしばらく後。ヨシ様の元を訪ねる博。そこでのヨシ様の台詞。
これがこの博ルートで一番ぐさっときた台詞かも・・・
 

ヨシ
「大人になるって諦める事なのよ。」


ヨシ
「自分の事が判るから、出来る事と出来ない事の見分けが付いてくるの。

出来る事であっても絶対に出来るかどうか判らない事は挑戦しないものなの。」


ヨシ
「だから今の博が子供だと言うなら、どんどん新しいことに挑戦すべきだと思うわ。」

こっちが言いたかったんでしょうけども・・・




ヨシ様はさらっと言うんだけどね・・・ぐは・・・

博が、自分ひとりで何でもやろうと焦っていたのに、勇様のお陰で学んだ姿を見て。

こう言ってくれます。



何この台詞・・・博にはまだ早いんじゃないか?

いい大人な私でも突き刺さりましたよ。

上の玄一郎の台詞も酷いが、こっちの台詞の方がよほど厳しいことを言っていると思います。

特に

「出来る事であっても絶対に出来るかどうか判らない事は挑戦しないものなの。」

・・・そうですよね・・・ごもっとも。

なんなんだろう、このゲームって乙女ゲーでしたよね・・・

つまんねぇ大人になってるなぁ、とモウレツに自省をしております。

今年は色々と、挑戦したいし変わりたいな、と思うまでに至っておりますよ(笑)





まさかの博ルートでこんな気分になるとは・・・

正直言いまして、博ルートは早く雅ルートをやりたいが為の消化試合的位置づけだったんですが(こら!)

いつの間にか割と本気でプレイしてました。

上で台詞を引用はしてませんが、博ルートでは守さんもかなり出てきました。

守さんルートで博とあまりやりあわなかったのが不満でしたが、博ルートでちゃんと補完されていました。

ほんと、全ルートやらないともったいないゲームです。




このゲーム、確実に乙女ゲーを超えておるよ・・・

むしろ恋とか二の次な内容だったよ・・・

まぁ、博自身に関してはずーっと同じ事をぐだぐだ悩み続けてたって言ってしまうとそこまででしたがねw

でも面白かった、高木さんありがとう!


 

そしてやっと最後の雅ルート。

楽しみでもあり寂しくもあり・・・華ヤカがもう終わってしまうのかと思うと、まじ寂しいっす。

では、雅様ルート楽しんできます!



 




 

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