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主に乙女ゲーのことを語る予定です
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2024.04.25 (Thu)
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クロックゼロの凄さ
2011.11.17 (Thu)
18日にて、加筆修正しちゃいました)


「clock zero」

11月17日、午後2時過ぎ。

クロックゼロを完遂しました。
(※正確には、鷹斗のバッド他をまだ見ていません)

正確にはED.28「この、醜く愚かしい世界で」(レインED)を見終わったところです。

このエンドって、ポータブルで追加されたものなんでしょうか??

PS2版の攻略サイトにはこのエンドが載っていないんですよね。。。

でも、このエンド見ないとこのゲームは真の意味で終わっていないと感じたんですが・・・?

どうなんだ??




 

一言だけ。

このゲームは必ず鷹斗を最後に攻略すべきです。

そのままの流れで、全員の回想【はじまりの記憶】⇒レインEDでフィニッシュ

この流れはです。




 

以下、ラストまでのネタバレ含みますので未プレイの方は回避して下さい!

 

 ↓↓


 




なんなんだこの気持ちは・・・!!

きっと、このゲームを最後までプレイした方は、みんなこんな気持ちになったんでしょうか・・・!

すごい、ゲームです。

乙女ゲーとか、そういうジャンルではくくれない。

オトメイトの、最高傑作だと思いました。

ここまで、最後までキャラクター達を描き切る力を持っていたとは・・・

このゲームをクリアすると、きっとオトメイトを見る目が変わりますね。

終了直後のなんとも言えないこの不思議な感覚。

素直な感動ではないんですよ。

凄く屈折してて色んな感覚がごちゃまぜなんだけど。

でも、恋愛とかそんなもんじゃなくて、人間賛歌でした。

これほど絶望的な内容なのに、最後にこの展開・・・脱帽です。

ここまで長い事を厭わずにシナリオで最後まで持ってくる力、すごい。<若干の皮肉入りw

すごい、としか表現できないのが悲しいですが。

私の、終了直後のメモ。

「終わった後の、このなんとも言えない気持ちはなんだ・・・!

爽快な気分だ。なんという想定外。

これはすごい。すごいゲームだ。

これほどに人間のしぶとさと前向きさと、生き続けることの哀しさと面白さ。

それらが押し寄せてくるゲームって、ないと思う。」

 

そう、切ない、哀しいだけじゃないんですよ。

人間ってこんなにも面白くて前向きで、しぶとい。

哀しい物語で終わらすんじゃなくて、そこまで持ってくるところがすごい。

 

 


数日前。

鷹斗ルートを、どうしても気が重いながらもプレイし始めて。

これが長いのなんの。なかなか終わらない。<をいをい

そして、今朝やっと彼の残留エンドと帰還エンドを見終わって。

すると、【はじまりの記憶】という回想が勝手に始まって。

そこで各キャラクターの過去の絶望とか、苦しみとか、焦燥とか、そういうのが押し寄せてきて。

本当に切ないくて哀しいんですよ。

でその回想の終わりに、真のエンディングのような曲がスタッフロールと共に流れる。

これがまた、物悲しくて暗い。

これが、このゲームの終わり方か。

と納得も出来ました。

 

で、そこで呆然としていると、なんとエンディングが追加されたようで(!?)

必死で見てみると、なんとレインのルートでした。(ED.28「この、醜く愚かしい世界で」)

これが、このゲームの真の(?)エンディングなのか。

これを見終わったのが、今さっきです。

(これがまた長いんだぜ・・・orz)


ここまで一つのゲームに内容がつまってるのは初めてかもしれない。

とにかくプレイヤーは感情が翻弄され続けます。

鷹斗のルートは、予想はしていましたがやはり苦しい、辛い、哀しい。

彼のこれまでの人生は凡人である私には理解しきれないものでした。

どれほど苦しんできたか、想像を絶する辛い、哀しい思いや怒りの気持ちに耐えてきたのか。

それらを撫子が受け止める決意をする残留エンドが好きです。

ですが、全ての黒幕だったレインに対する気持ちは語られないまま。

レインの気持ちも考えも語られないままです。

それが最後のレインルートで、やっとプレイヤーの溜飲が落ちます。

鷹斗が見事にレインという人間を消化するシーンで、鳥肌が立ちました。

そのことでレインも、狂気から開放されてただの人間として生きていくことになります。

で、あのエンドですから、こっちもビックリしたしなんとも言えず嬉しくなりました。

正直言ってレインは最低なことをしてきてるんですが、それでも彼は生きていくんですよね。

CZメンバーの皆のことを思うとすごく複雑ですが、それでもこの終わり方はすごく人間らしくていい。

 

 

 

本当は鷹斗の個別ルートの感想も書くべきなんでしょうが、流れで最後まで一気に見てしまったので、

もうこのゲームの総評にしてしまいます。

鷹斗好きな方には申し訳ない。

ぶっちゃけ、鷹斗には萌えられなかった。彼の設定を考えると暢気に萌えてる場合じゃなかったんですよね(苦笑)

 

とりあえず、思ったことは書けてすっきりしましたw

このゲーム、今のところ今年一番です。移植ですが。

シナリオと、ナガオカ先生の立ち絵、スチルとの組み合わせがガチで感動ものです。

立ち絵、スチルが本当に綺麗。

とりあえず、このゲームは素晴らしいってことにしておきますが

いくつか注意点だけ。

文章量が多い。
かなーり多いので、小説好きな人やADVゲーム好きな人じゃないとフルコンプはキツいと思います。
文章自体は、読みやすいし上手いと思います。引き込まれて夜更かししてしまう。
ので、他の乙女ゲーみたいに気軽な気持ちで買っちゃうと積むと思います。
私も何度か積みかけた(笑)

・内容的にはすっきり明るい、訳がない。
全編通して切ない、哀しいです。
切ない、泣けるゲームが好きな方向け。
攻略キャラは全員可哀想になるくらい色々背負ってます。
主人公も理不尽な扱いを受けまくります。
ので、ヤンデレとか好きな方は歓喜ですね。<私は苦手だったけど
病んでる人が多いし、とんでもなく病んでる人もいるので。
でもきちっと救いがあります。(上に少し詳しく書きましたが)
あと、どのエンドも何となく切ない・・・!
ぶっちゃけ、切ねえんだよゴルア!(号泣)ってレベルのエンドも多数です。
笑いは、どっちかというと皮肉っぽい大人向けな笑いが主。

かなり、人を選ぶ内容であることは確かです。
 

近未来SFというジャンルが好きな方には向いていると思います。
だんだんとこの世界観の謎が分かっていく過程、キャラクターの気持ちが分かっていく過程が存分に楽しめます。

音楽が大変よい。
前にも書きましたが、アトラスゲーっぽい雰囲気が大変好みでした。
鷹斗ルートの音楽は特によかった。

・システムは難あり
特に共通ルートがたるい。
さっくりイベント間をスキップできる機能とかつけてほしかった。
課題も、移植で楽になってるらしいですが、それでも面倒だった。

主人公が大変好感を持てる。
これが重要。
12歳だと思ってはいけない。
大人も驚く冷静かつ知的な行動を取る撫子、素晴らしいです。
撫子は、最後までごまかさずに相手に疑問を問いかけます。気持ちを伝えます。
一生懸命な姿に、何度も感動を貰いました。
性格は真面目で素直だと思います。
思春期真っ盛りの小六なのに自分の真面目な部分をごまかさずに率直に話す点は、見ていて驚いた。
蛇足になりますが、小学生な撫子が医学を志すところも共感できました。
その理由が、医学に純粋に興味があるから、ということも。
そういう、学問を純粋に楽しめる感覚は、よく分かるから。
見た目も可愛くて◎

 ・攻略順
私は理一郎⇒終夜⇒寅之助⇒円⇒鷹斗(⇒レイン)でした。
これでよかったと思います。
寅之助は最初と最後に回すのは良くないと思いました。
あと、最後はやっぱり鷹斗でしょう!

 

 

まだ、鷹斗のバッドとか見てないので、それを見てきます。

このゲームに関しては、語っても語りつくせないのですが・・・

とりあえず、横に「アンジェリーク魔恋の六騎士」が来てるんで(笑)

さくっとバッドを見て、そちらに取り掛かってみようと思います。


 




【画像元:黒い白馬様】

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