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主に乙女ゲーのことを語る予定です
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2024.04.26 (Fri)
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「CLOCK ZERO」





三周目、西園寺寅之助。

同級生。不良。実は常識的で優しく、一番普通の感覚を持っている。ツッコミ担当。

が、しかし・・・!!






理一郎、終夜、と来て、有心会組のフィナーレはトラです。

トラは理一郎、終夜ルートでかなり冷たかったので、ちょっと心配でした。

それに、トラは他の二人と違って、前の世界での撫子との記憶がないんです。寂しい・・・

あと、他のブログでの感想をさらりと見たときに、「トラのエンドは全てバッドエンドだ」という言葉を目にして

かなり心配に・・・

やっぱり最後はハッピーエンドがいい、と終夜ルートでは痛感したこともあり。

しかし、人は人、私は私、という感じで開き直ってプレイしました。



プレイ前の人がいたら一つだけ言いたい事↓

トラは最初or最後にプレイするのはおススメしません。それだけです。

二人目~四人目にプレイしてください。





以下、トラルートのネタバレ感想です。

シナリオはおいておいて、萌え感想を。

寅之助ーーー!まじ愛しすぎて辛いわ・・・!!

・・・終夜につづき抑えられずすいません。

まじで、トラよかったわ・・・

トラルートはワタシ的にかなり衝撃的で、上手く書けるか分かりませんが、書いてみます。

新しい自分(萌え)に目覚めた気がする。プレイしながらずっとドキドキでした。


超長いので注意
↓↓









「やるよ、全部。
ナニ驚いてんだよ。
オレは全部あんたのモンだっつってんの。」
 
「私のものになって、寅之助。」

「…ああ。その代わり、あんたもオレのモンになれよ。」



(クリックすると大きくなります、多分)


「好き」or「欲しい」

この最後の二択に滾りました。

個人的には「欲しい」一択なんだがw

肉食系撫子最高!




トラ役の杉山紀彰さん。初めてだったんですが、、、最高でしたっ!!(´ ω `)

たまんないっす!

あの・・・甘えたような声質で、「やるよ、全部。」「あんたもオレのモンになれよ。」とか強気に出られたときにはもう・・・

もうね、悶えすぎて笑っちゃいますよ。

やばいやばい、撫子もトラに夢中になってるのが分かりすぎて辛い・・・トラ、愛しいよトラ。

トラは声が杉山さんだからってだけじゃなくて、

あのビジュアルがまず最高に好みです。小学生トラも大人トラも。

攻略キャラ中では間違いなく一番好み。

そして彼はオッドアイなんですが、あの帰還エンドのスチル、最高でした。

あの血の滴り、窓にうつったトラの歓喜の表情。たまりません・・・!

あのスチルは一見の価値あり。





一番心配だったシナリオですが、これもよかったんだ・・・!

撫子がもはや小学六年生という設定を無視したキャラと化してましたが、

三人攻略してみて、一番相手に執着している人間臭さが出ていて、この撫子も・・・イイ!!

後半かなり肉食系でしたね。

キレイゴトだけじゃない二人のやりとり、引き込まれるし萌えました。

共通ルートの小学生の時も、財閥のお嬢様でありながら不良のトラと一緒に帰ったり、怯えることなく思ったことを口にしたり、とトラにぶつかっていく撫子がいい感じでした。

そして寅之助ですが、

共通ルートでの小学生トラとのやりとりは一番普通の小学生っぽくて馴染んだな~w

家で一緒にテレビゲームしたりとか、夜に待ち合わせして学校に侵入したりとか。

掃除用具入れに二人で隠れた時は撫子と一緒に超ドキドキしたぞ・・・!

かくれんぼ中に学校の屋上の給水塔に二人で登って、月を眺めるイベントもよかったです。

部屋の散らかりっぷりも一般的な小学生の部屋っぽさが出てて、一番身近に感じました。

弟達を可愛がってていいお兄ちゃんなのも、撫子にはっきり思ったこと言うのも(うっとうしい奴、とかめんどくせえ、とかw)分かりやすくて気持ちいい。

でも、その一方で喧嘩をする時の豹変したような獣のようなトラの怖さには慣れない。

彼のそういうアンバランスさ、二面性に、撫子も私も惹かれざるを得ない。

もっと知りたいと思う。

彼との共通ルートでの最後のイベント。やはりこのイベントは特別印象的。

トラの家でゲームをして遊ぶんですが、その後の二人での会話です。

家族の話になって、不機嫌になるトラ。

急に態度が変わったトラが怖いけれど、思い切って聞いてみる。

「どうして嫌いなのに誘うの?」

それを聞いたトラが驚いて
「お前のこと、嫌いじゃねえよ。」

そういって、撫子の頬をなでたかと思うとつねるトラ(笑)

「お前みたいに思ってることぶつけてきたヤツ、初めてだよ。

お前みたいに正面から突っかかってくるヤツいなかった。

さっきも言ったけど、お前のこと、嫌いじゃねえよ。」


と、真剣な顔でまっすぐ見つめて答えるトラ。

「あ、ありがとう。」

「だから、これからも突っかかってこいよ。嫌いになんかならねえから。」

すごく嬉しくて、頬が緩む撫子。

頬つねりあって笑い合う二人。




このやり取りすごくよかったーー(T▽T)

二人の間はまだ「友情」なんですが、だからこそこうやって思ったことをぶつけ合って絆を深めるのがいいですね。



トラに関しては、飛ばせないのが家族。

特に父親から虐待され、祖父の家に預けられて育てられています。(両親はどこで何してんだゴルァ!?)

しかし自分の性格が忌むべき父に似ていることも自覚していて、自分自身の性質をも持て余しているトラ。

父親のことも自分のことも好きになれない辛さ。すごく複雑。

(よくぞこんな優しい子に育った・・・!)

だから、周りの人にぶつかって、周りが怖がって離れていくのを仕方がないと思って諦めてる。

そこに、撫子が正面からぶつかってきてくれたのが、何より嬉しかったんですね。

トラは、自分の両目の色が違うことを父に嫌がられて眼帯をしている、と話すんですが、

それが実は親に好かれたい、という子どもとしての気持ちなんだと撫子は感じます。

そうやって、トラのことを分かろうとする撫子が、大切な存在になるのはとても納得できる。






ここからは個別に入っていきます。

トラルートでネックとなるのが、2020年のトラと2010年のトラは別人だという事。

だから撫子との小学生時代の記憶は共有していない。そこが辛い・・・

有心会でのトラは、撫子を人質としか見ていない。

だからこそ彼に優しくされる事がこれほど恐ろしいとは・・・

優しくされた後に突き放された時の恐ろしさは、異常。

個別ルート前半はトラの残酷さ、怖さが印象に残ります。

撫子も小学生のトラとは別人だと感じつつ、優しくされるとどうしても仲間だったトラと同じだと期待してしまう。

トラも思い出の中のトラと重ねて見られることに腹が立つだろうし、自分を否定されたように感じるだろうし。




どうしても、前の世界のトラじゃないと思いたくて、感情のまま今のトラを全否定するようなことを口走る撫子。

トラは壁を殴って怒る(当たり前だわな)

撫子はさらに激昂してトラを平手打ちしてしまう。

撫子はこのトラが12歳のトラとは別人だという確信がほしい。そうじゃないと心が壊れそうになるから。

トラは撫子を拘束しベッドに押し倒す。(上の画像のスチルですね)



結局何もなかったけど、二人の気持ちのぶつかり合いはある意味すっきりできてよかったと思いました。




その後、トラが腹部に大怪我を負って、撫子がつきっきりで看病をするようになり、

そこから二人が急接近していきます。

トラが、前の喧嘩ですっきりしたのか、撫子に今のトラとして優しく接してくれるようになって、

トラのお陰もあって撫子も有心会の人達と親しくなっていきます。

個人的に一番萌えたのが、トラの半裸を見てテンパった撫子が、さらにトラの腹部の包帯を巻いてあげるスチル・・・!

円周率を脳内で暗唱しつつ目をぎゅっとつぶって包帯巻く撫子、面白かわいすぎるwwwww

トラ、よく耐えたな・・・(TーT)同情するわ・・・



トラの看病をしていて、トラがこの10年どう過ごしてきたのか、とか有心会のこととか、終夜や理一郎の話を聞く撫子。

理一郎の話になり、撫子が「この世界で信じられるのは理一郎だけだ。」と断言する。

トラにしてみれば不快に違いない・・・

よくキレなかったな、トラよ・・・w

それでも、トラのことも信じたい、知りたいと思う撫子。
 


PSP版追加の後日談見ても感じたけど、トラって意外とものすごーーく辛抱強いよね・・・(涙)
※追加部分の感想は別記事に書く予定です

その辺りは父親とは似ていないと思ったな。

それだけ、撫子のことを大切に思ってくれているのかなーと思っておこう。

一番忍耐力あるんじゃないか??

それに、撫子とのやりとりでも意外と辛抱強く一生懸命話す印象。

特に正反対な二人だから、分かり合うにはなおさらそうじゃないとなぁ。




撫子が長の命令で政府に引き渡され、そこをトラが助けるところから、二人の仲が急展開。

理一郎のアジトでのやりとりは・・・血圧上がりました(´ д `)ハアハア

シングルベッド乙wwwww理一郎涙目すぐるwww

<ここで戻ってきてたら理一郎プギャアすぎるからさすがに可哀想だし、実際二人の邪魔だから戻ってこなくてよかった(ひでえwwwww)
てか、理一郎、撫子助けるために頑張ってるのにねwww


ここでもトラは辛抱強さを発揮ですよw何もしてきませんからね。

ていうかさすがに怪我してるからそんな余裕もないかw

でも、眠っている撫子を起こす仕草がまた優しすぎて悶え死にました orz



トラが父や母のこと、自分のことを話してくれて、撫子も家族の話をして、

色々話す内に「トラはトラ、今のトラが全てなんだ。」って言う撫子の言葉を聞いて、しゃがみこむトラ。

「んなこと、誰にも言ってもらったことねえっつーの…」

互いに一生懸命気持ちを言葉にする。

「あんたのこと、嫌いじゃない。」

そう言ってくれて、よかったなぁ撫子よ。

小学生のトラと同じ台詞なのに、意味が違うところがうまい。

トラらしい愛の告白でした。顔赤いのがかわいい・・・!




で、その後有心会に戻って父・芳宗とのバトルの後、再び脱出した二人。
 
この父親は・・・間違いなく最低だな。

こんな父親に似てしまったトラには本当に同情する。

そりゃあ喧嘩っ早くもなるわ。

肉親だからこそ憎しみも倍増するんだろうか。

撫子がこんな修羅場でも堂々とトラはトラだ、今のトラが必要だ、と言ってのける姿は胸アツ・・・

トラ、よかったな・・・




二人で歩いていて、撫子が言う台詞。

「馬鹿みたいだって自分でも思うわ。でも…

トラがそんな風に凶暴な自分をもて余していることがあるなら

それを他の誰かじゃなくて、私にぶつけてほしいって…

馬鹿みたいだけど、そんなことを思ってしまってるのよ。」

 

なんというか、愛だの恋だののレベル以上に、人間として求め合ってる感覚がトラル-トのアツさ。


その後の最後の選択肢と一番上で引用した二人の会話。ですよ !

更に、後ろから抱きしめられてキス、という最強シチュエーション。

このスチルがまたキレイで・・・!



エンディングについては、最初に残留エンドを見て、意外といいエンディングだったので安心して。

ヤンデレ気味なトラで、父に似ててちょっと怖いのも、トラらしいエンディングだと思いました。

その後、満を持して見た帰還エンドが・・・すごく切ない(T△T)

しかも撫子は記憶を失っていくなんて・・・こんなのありか・・・?

あのトラが、撫子のいない2020年の世界に一人で戻って、どう生きていったのか、どんな気持ちなのか。

これしか方法がなかったんだと思うと・・・

でも、これが敢えての正規エンド、というところがトラクオリティ。

クロックゼロ、まじぱねえわ・・・!(≧д≦)

ぶっちゃけそれでもトラと撫子の中学高校時代のやり取り、超見たい・・・!!

今までの三人の中では一番見たい!

トラに記憶がない分、どうなるのか楽しみだ。

このゲーム、ほとんどどのエンドでも素直にハッピーじゃないところが、切なくていいですね。





最後に文句つけますw

シナリオがよかったからこそ、残念な部分もあって、そこだけは気になりました。

まず一つ目、

ワタシとしては、トラは有心会の若頭ですし、政府との闘いの面で詳し描写があるかと期待していたんですが。

結局は親子喧嘩、内部抗争に終始してしまったのが残念でした。

政府の思う壺、政府側も何考えてるのか全然描かれず。

全然解決してないのが・・・ね。



もう一つ、トラ自身を語るのに欠かせない、「家族」について、もっと突っ込んだ描写が欲しかった。

というか私が知りたかっただけかw

まず母親のしぐれさんに関してほとんど語られないのが納得いかず。

しぐれさんって、トラが父に殴られてるのをどう思ってたのか。どんな人物なのか。

想像しかできないのが厳しい。

さらに、トラの弟くん2人はどうなってるのか、どう思ってるのか、その辺り詳しく知りたかった。

祖父に関しても全く描写なしでした。

ゲーム外の情報でもいいから、そこんとこ詳しく描いてるものってあるのかな??



あとは、バッドエンドがちょっと安直だったくらいです。

やはり終夜のあのバッドエンドが今のところ一番ですね。





苦言を長々書いてしまってすいません。

それだけトラルートがよかったし、期待以上だったってことです!

上で書いたちょっとした不満以外は文句なしでした。




終夜ルートでは終夜が最萌えって言ってたのに、次のトラでいきなりコケましたw

どっちも大好きだから比べられないくらいですね。

声優さんの演技もどちらも素晴らしくて甲乙つけられない。

私には最萌えは決められないわっ <あっそ

このゲーム、ほんとすごい。

まだあと二人もいるんですが、どうなるんだろうか・・・

次は英円(はなぶさまどか)です。

彼も楽しみ・・・!!

でも、トラの感想書いてたらトラルートもう一周したくなってきたんですが(笑)

(※完全に杉山さんに堕ちました)


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