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「CLOCK ZERO」
二周目、時田終夜。
一年後輩、殿口調の不思議くん。
理一郎個別ルートの縁の下の力持ち、裏では八面六臂の活躍をしていた終夜さんが気になって気になって、
二周目は終夜にしました。
以下、終夜ルートのネタバレ感想を。
シナリオはおいておいて、萌え感想を。
終夜ーーー!愛してるぞーーー!!ヾ(゜∀゜)ノヒャッホゥ
・・・抑えられなくてすいません。
一つだけ、終夜のエンドは残留エンド⇒帰還エンドの順でみるべきです。
他のキャラもそうですが、特に終夜は。
↓↓
(超長いので注意です)
終夜「私はこんなに幸せな気持ちになったことがない。」
撫子「・・・私もよ。」
(クリックすると大きくなるかもしれません)
上の台詞が、やはり一番好きだ。
終夜と撫子が、幸せになって本当によかった。
こんなに幸福感に溢れたハッピーエンドは初めてかもしれない。
本当に、二人の幸せが実現した瞬間。
あの最後までの演出も憎らしいほど最高でした。
お前ら、幸せにな!!
※上のスチルは別の場面です
ここまで幸福感を感じられたのも、残留エンドを先に見たからだと思う。
あのエンドで打ちのめされて、終夜を幸せにしてあげたくて、必死で帰還エンドを目指しました。
終夜・・・
終夜に関しては、一言では言い表せないんですが、大好きです。
まだ二人目ですが、多分最萌えだと思う。
といっても、このゲームの質の高さを考えるとまだまだ他のキャラも来る可能性はありますが。
やはり、石田さんの演技が何とも言えず奥深くてよかった。
それに石田さんの不思議な雰囲気と終夜の不思議な雰囲気って似てるんだよなーw
もう一つの重要なポイントとしては、やはり主人公の撫子。
ワタクシ的に乙女ゲーのルートを評価するときは主人公のキャラが重要。
理一郎ルートと終夜ルートでは、断然終夜ルートの撫子が好きだ!!撫子かわいいよ撫子。
共通ルートでの、終夜とのやり取りが大変よかった。
理一郎ルートをやってて思ったのは、やはり理一郎と撫子の二人の世界があまりに固まりすぎていて、
共通ルートでせっかく課題メンバーと親しくなっていっても、個別に入ってからは完全に二人だけの世界になっちゃってたし。
あの息苦しさが若干苦手だった。
終夜ルートでは、共通ルートから撫子があの変人の終夜と下校を共にしてるのが面白くて面白くて。
<選択肢選んどるんはお前やろと
妙に積極的な撫子が面白いんですよ。
で終夜のボケボケ発言とかトンデモ行動を時にはさらっと受け流し、時にはびしっとつっこみを入れるのが楽しい。
この二人、かなり気が合ってるではないか、と思ってたんですよ。
具体例)
終夜に一緒に帰ろう、と誘ってみる撫子。
終夜「気が利かずにすまぬ。
次は、私からそなたに声をかけ、その瞳に乾杯の音頭を捧げることとしよう。」
撫子「じゃあ、行きましょうか。」
撫子wwwww
ってか終夜のこの台詞、初めて聞いた時マジで吹いたしwwwww
なのにさらっと流す撫子、男前過ぎるwwwww
終夜の台詞の言い回し、素で吹くことが多々ありましたね。
ほんとにこの子めんこいわ~~(´ ω `) <え
やっぱり、色んな人との会話を楽しめることって大事!だと思う。
終夜の共通ルートでは、変人の終夜だけでなく、終夜のお母様で病院に入院している零さんとも関わっていく撫子。
最初は理一郎と二人だけの世界だった撫子が、CZメンバーや終夜との出会いで成長して、さらに色んな人と関わっていく姿が大変微笑ましい。
撫子は、零さんのお見舞いに行く終夜に付き添うんですが、
終夜が学校では見せたことがない位優しい表情で、優しい目で、優しい言葉をかけている様子を見ていて、
なぜか涙が出てしまった(※私が)
まだ共通ルートの半ばなのに既に泣いてる私って!?
でも、それくらい終夜と撫子の二人に深く共感できたってことかと思います。
個別ルートに入ってからは、撫子の部屋の見張り役、楓(かえで)とも仲良くなっていきます。
(理一郎ルートとはえらい違い!)
そして2020年のトラや零さんとも。
皆との関わりの中で、二人が皆に助けられながら困難を進んでいく姿には、本当に共感できるし感動した。
切なくて、感動して、涙無しではプレイできない終夜ルートです。
しかも、終夜のイベントがどれもよくって・・・ねぇ?<誰に言ってるのか
備忘録がてら、列挙しておきます。長いので注意。
<共通ルート中>
・終夜のモデルのお仕事を見学。初スチルキター!
コスプレ雑誌か何かのモデルなのか・・・?w
・病気で入院している母親の見舞いに付き添うことにする撫子。
足取りの重い終夜を見て、「一緒にいこうか」と声をかける撫子に驚いた<選択肢選んでんのお前だろw
見舞いの帰り、『余計なことをしただろうか。』と思い悩む撫子に「ありがとう。」と言ってくれる終夜。
・スペシャル課題「トラくんをちゃんと課題に参加させよう」にて。
トラくんが先生を殴ろうとしているのを止めるために撫子が間に飛び出して。
撫子がトラくんに殴られそうになっているところに、終夜が庇って殴られる、という場面。
本当に感動した。
その後のトラくんと終夜のやり取りが微笑ましい。
「これも青春の思い出というやつだ。いや、思春期か?ともかくマブダチだ。」<えw
「勝手に決めるんじゃねーよ・・・」w
・終夜の母、零さんのお見舞いに付き合って欲しい、と頼まれる撫子。
今回は花を持っていこうということになり、白い秋桜を持っていく。
帰り、終夜は撫子に、薄い桃色の秋桜の花束をくれる。
「これから私はそなたに酷な運命をたどらせるだろう。
だが、運命に流される事を諦めない。撫子を哀しませないとこの花に誓う。」
・休日。家にいると、突然終夜が訪ねてきて、デートのお誘い!?
一日遊んで、最後に終夜の住むマンションに行く。
「ただ、望むことが許されるのであれば・・・少しでも長く、そなたと共にありたい。
この世界で過ごす時を、私と費やしてほしい。」
そして帰りのでこチュー。
でこチューは至高。
<個別ルート>
・大人終夜、最高にイッケメンです!
金髪最高。
・見張りの楓と話してみる。何と彼は、終夜(殿先生)をリスペクトしてるらしいwwwww
そして、終夜が自分の名前を覚えてくれないのを気にしているのがかわいいwwwww
・終夜のボケとトラのつっこみ、この二人最高。
・体調の良くない撫子に、トラの作った雑炊を食べさせてくれる終夜。二人ともかわいい。。。
・有心会の意向に背いてまで撫子を守ってくれる終夜。
「そなたはあの世界で、私に優しくしてくれた。
母と向き合えずにいた私に、勇気をくれた。
何も言えない私を、信頼してくれた。
だから、少しでもそなたに心を返したいと、願う。」
終夜の真摯な言葉が、石田さんの声の演技が、胸に染みる。
・撫子の体調を心配して、外に連れ出してくれる終夜。
トラ率いる有心会の人が十人以上監視している中、急に走り出す終夜。
あっさり捕まりトラに殴られる終夜w
鬼ごっこをしたかった、らしい・・・・・・・・・・・・
・ひよこの名前が「丸焼き」wwwww(候補:「ちきん」、「あいきゃんふらい」、どっちもひでえwwwww)
・終夜と撫子と楓。
三人で缶蹴りとかwwwww和みすぎワロタwww
楓が普通にイイ奴で泣ける!
休憩中、すみれの花のしおりをくれる終夜。
前の世界でも同じように花をくれたことを話すと、覚えていない様子の終夜。
青い顔で体を震わせながら
「大丈夫だ。私は覚えている。忘れておらぬ。そなたとの思い出は・・・『まだ』失ったりしていない。」
と言う終夜に、
「私が覚えているわ。」と言った撫子。
「ありがとう。やはり、そなたは残酷なまでに優しい。」
そして、目元にキスをする終夜。
・全ての事情を知った楓が、撫子を終夜に会わせるために撫子を外に連れ出してくれる。
楓・・・!!!マジ天使!!
終夜と二人になった撫子が、終夜に気持ちを伝える。
その言葉を聞いた終夜は
「未来も過去も消えうせるかもしれぬ私にとって、
『今』大切なのは。
心から欲しているのは・・・
そなたの、心からの笑顔だと気づいた。」
終夜ーーー(T△T)ブワッ
「この世界に来る前から、元の世界にいた時から、気づけばそなたのことばかりを考えておった。
そなたをどうやったら喜ばせられるか、哀しませずにいられるのか、考えておった。」
「打算も偽りもない。そなたをいとしく思う気持ちは本物だ。
ただ、そなたに・・・優しくありたい。」
そして、
「どんなに忘れたくないと思っていても、必ずその時は来る。
だから、私がそなたを傷つける前に、私のことを忘れてほしい。」
私のことを忘れてほしい。
なんと切ない言葉か・・・
・口移しスチル。
終夜がかわいい。かわいすぎる。
幸せな絵のはずなのに、切ない・・・
イベント回想はここまでにしておこう。長い・・・・・・
最後にエンディングについて。
終夜のエンドは三種あって、残留エンドと帰還エンドとバッドエンドです。
どれも、作りこみが素晴らしかった。甲乙つけがたい素晴らしさ。
が、特筆すべきはバッドエンド。
理一郎のバッドエンドはかなり微妙でしたが、こちらのエンドは・・・言葉にできない切なさ。
スチルが出ますが、このスチルがとても美しく、切ない余韻が強く残ります。
終夜の場合は、どのエンドも見なければもったいないです。
私は残留エンド⇒帰還エンド⇒バッドエンドの順で見ました。
この順でよかったと思います。
全然関係ないんですが、終夜のこのバッドエンドを見たときに、なぜか「アルジャーノンに花束を」の最後を思い出した。
アルジャーノンのお墓に花を一輪。
いかん、こんなこと言ってたら余計に切なくなってきた(自爆)
残留エンドはあまりにも辛い終わり方で、呆然としてしまいました。
エピローグを見ても、つかの間の幸せな二人の姿に、余計に切なくなる仕様になっております。
切ねーーーっ!!!なんなんだこのゲームはよぉ!!!
で、必死で二人の幸せな姿を見たいと思ってやり直し。
帰還エンドの大団円ハッピーエンドっぷりに救われました。
神賀先生ぷぎゃあ。
CZメンバー最高!
央も円もトラもかわいいし。
理一郎&鷹斗は涙目ざまぁだしw ←
繰り返しますが、終夜×でこチューは至高。
その後の10年後のエピローグも最高でした。
あんなに心の底から幸福感でいっぱいになったエピローグも初めてかもしれない。
あとはこっちの世界の楓と零さんが出てきてくれたら・・・と思ってしまいましたが、流石にそこまでは望めませんね。
感想が長すぎてすいません。もう終わります。
ここまで、終夜ルートを褒めちぎってきましたが、最後に一つだけ不満点。
↓
終夜の設定があまりに複雑かつ重過ぎたこと。
しかもそこにほとんど触れずに話が進んだこと。
そこが残念でした。
独特の世界観ゆえに仕方なかったかもしれませんが、あまりに終夜自身の設定が重い。
ぶっちゃけ想像を絶する。
で、説明も長くなるからだろうけど省かれている。
ので、いくつか納得いかなかった。
終夜がなぜ有心会に入っているのか。
そして終夜がなぜハイリスクな人工転生を二度もすることを選んだのか。
理一郎みたいに時空移動でもよかったのでは・・・?と。<行動はかなり制限されるけれど
命をかけるほどの目的なんだろうけれど、そこに説得力がなかった。
だから終夜の目的にイマイチ納得がいかないところはありましたね。
そこは残念。
次は・・・順当に行くとトラなんだけど、トラか・・・気が進まないな~
終夜ルートでも結局冷たかったしなぁ。
根はいい奴だし、キャラは好きなんだけどな。
うん、やっぱりトラ行ってきます。
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ニコ動は長年お世話になっている心の友です