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2024.04.20 (Sat)
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時代劇映画第作四目とあいなりました。

久しぶりの更新だ・・・

誰も読んでねーよっていう感じですが、自己満足上等です。




本当は別の作品のことを書く予定でしたが、先週見たばっかりで記憶に新しい内に書いておこうってことで。

「水戸黄門 天下の副将軍」です。

私は水戸黄門の映画版を見たことがなかったという・・・自分で驚いた。

今更・・・?(゜д゜)っていうw


しかもこちら、水戸黄門シリーズ12作目(!?)とのことですよ。

シリーズこんなに続いてるのかと驚いた。

水戸黄門シリーズ、見たことあると思い込んでいたんですが勘違いでした。

見たことあったのは「天下のご意見番」、大久保彦左衛門の方でした。

両方とも月形龍之介が主演で、役柄が似ていたので勘違いしてた(汗)

でもね、両方とも月形龍之介氏が主演だし、監督も松田定次氏なんですよ。

脚本も小国英雄氏、同じスタッフだから作風も大変似ております。

そりゃ勘違いするよネ☆(^▽≦)テヘ <きも・・・

 



どうでもいい長い前置きはここまでにして、作品の感想いってみまーす↓↓

 


 


 







今回も「中島貞夫の邦画指定席」にて鑑賞致しました。

貞夫さんは元気そうで、本当になによりです。

第一回、第二回は大友柳太朗さん主演、第三回は市川雷蔵さん主演、ときまして、

今回は月形龍之介さんです!わ~~い!

龍之介さん、最高ですよね~~大好きな俳優さんです。

私は若い頃の龍之介さんの映画を見たことがないんですが、さぞ男前だったのだろうと・・・じゅるり。
(をいをい)


水戸黄門は大変抑えた好々爺な演技が見られて、これも龍之介さんの魅力の一つだと思います。

が、やはり龍之介さんの息の止まる様な緊迫感ある殺陣も見たい、と思ってしまう贅沢な私・・・

なかなか殺陣が素晴らしい、と印象に残る作品には出会えないものですが。


 

話が脱線してしまいました、戻します。




この「天下の副将軍」はお盆に公開されたオールスター映画だったようで、大変豪華なキャストになっております。

キャスト全員分語ってられないので、印象に残った方のことだけになってしまうと思います。申し訳ない。

 

 


映画の基本情報(goo動画様より)

「水戸黄門 天下の副将軍」
1959年東映
松田定次監督

☆主要キャスト
月形龍之介 (水戸光国)
中村錦之助 (松平頼常)
東千代之介 (佐々木助三郎)
里見浩太朗 (渥美格之進)
丘さとみ (おはる)
若山富三郎 (将軍綱吉)
大河内傳次郎(側用人伝兵衛)
山形勲 (佐伯将監)
進藤英太郎 (中川与惣右衛門)
美空ひばり (鞆江)
大川橋蔵 (伊之吉)


☆あらすじ
神田の丹前風呂へ下情視察に出かけた黄門(龍之介さん)は、一見商家の旦那風の男(進藤英太郎さん)から、我が子の高松藩主・松平頼常(綿之助さん)が狂気との噂を聞いた。
黄門は助さん(千代之介さん)、格さん(里見浩太朗)の二人を連れ急拠東海道を下った。
大井川の川止めで島田宿の旅籠かぶと屋に一行は泊ったが、そこで先に丹前風呂で顔を合せた旦那風の男と、板前風の男(橋蔵さん)に出会った。
一行が鈴鹿峠にさしかかったとき数十人の山賊に襲われ、これを叩き伏せたが、一方、黄門を弓で狙った男を間一髪、短銃で射ち殺した男があった。
例の商家の旦那風の男である。
黄門は、この事件の裏に高松藩お家騒動の陰謀ありと睨み高松へと海を渡った。
はたして高松城では、藩主・頼常に狂気と思われる言動が多く、これを機に、お家横領を達成しようとする城代家老・佐伯将監(山形勲)一派の陰謀が進められていた。
頼常は腰元・鞆江(ひばりちゃん)一人だけには心を許していた。

しかして、高松藩の御家騒動の顛末や如何に。



 

 

 

正直言いまして、スターが出まくります。

楽しければいい!楽しんでほしい!っていう雰囲気が最高ですね。

もはやスターを出しまくるためのシナリオなので、あらすじ読んでも意味分からないかもしれませんですw

とりあえず、黄門様の実の息子である頼常が狂っているということで、高松藩の御家騒動が起こる。



黄門様が高松に向かう。

その途中で謎の商家の旦那風の男や、板前風の男が現れたり、さらに宿屋の下働きの娘(丘さとみさん)が旅の道連れになったりしつつ、高松に到着。

一方高松では頼常と腰元の鞆江が孤立状態・・・

といった感じです。

 



個人的には

進藤英太郎さんが美味しすぎる!キーパーソンですね。

今作のMVPは進藤英太郎さんでした。

そして大川橋蔵さん。


この二人がシナリオ的には美味しい役どころ。

進藤英太郎さんの関西弁風のしゃべりと、大川橋蔵さんの江戸っ子のしゃべりの対比も面白かった。

特に進藤英太郎さん、関西弁がとっても似合っててよかったです。

橋蔵さんはいっつも思う。

超男前なのに、喝舌が悪いのがもったいないんですよねぇ。(でも大好きですよ~)

 
 


今回の助格は千代之介さんと浩ちゃんの組み合わせ。

千代之介さんの美しい所作の舞が見られたり、浩太朗さんのいい声な歌が聞けたり。

豪華な助格でした~(^▽^)

 

物語の後半は、高松藩の話になり、綿ちゃん&ひばりちゃんコンビの演技に注目です。

二人でお城の屋根に上って歌を歌ったりする微笑ましい(?)場面もありつつ・・・

特に綿之助さんの演技はよかったですね。

最後の殺陣も大変見ごたえあり。


綿之助さんのたち回り、美しかった・・・

なんと言うか、安心して見られる、という言葉がぴったりの映画でした。

 

 


何となく、この映画で一番印象的なのは序盤の風呂屋のシーンです。

あれだけ豪華な場面のオンパレードなんですが、私はここが好きです。

まず風呂に入りに来た橋蔵さんの姿があって。

その後、風呂屋の二階にて。

黄門様が助さんや格さんを供に連れて、将棋を指している。

そこに進藤英太郎さん扮する上方の商人が来て、黄門様の手に文句をつける。

でも黄門様は自分の手で結局勝つ。

 

ただそれだけの場面なんです。

でもそこが印象に残っている。

江戸の風呂屋の風情とか、湯気の立つ男湯につかる橋蔵さんの所作や番台のおやじとのやりとりも楽しい。

何よりただ将棋を指している、月形龍之介さんが、大変美しいのです。

美しいっていうとおかしいんですが、品格がある。

威圧感はないんですが、貫禄がある。

こういう龍之介さんを見てしまうと、やはり月形龍之介さんという俳優は天下一だと思ってしまいますよ。

実際、天下一の副将軍役なんですけどねw

この方を水戸黄門に起用した方は、素晴らしいですね。

 

これが、例えば市川右太衛門さんや片岡千恵蔵さんであったら、やはり違うんですよ。

貫禄はあるんですが、このお二人だと大らかで豪快すぎる印象。

その点、龍之介さんはいらっしゃるだけで緊張感があって、品がある。

 

改めて、月形龍之介さん好きやわ~~~と思っちゃった次第です。

 



最後、どうでもいい風呂屋の話が感想になっちゃってますが、

面白いので是非見てみて下さい~





どうでもいいついでにもう一つ二つ小ネタを。

「天下の御意見番」でも丘さとみさんが出てくるんですが、どちらもかわいらしい。

ただ、「天下の御意見番」の丘さとみさんは「水戸黄門 天下の副将軍」の何倍もかわいいですよ!

それだけは言っておきたかった。

「天下の御意見番」の丘さとみさんと月形龍之介さんの組合せがとってもかわいいので!おすすめです。


 

 最後にもう一つ。

貞夫さんはこの映画で助監督をしていたそうです。

最初の方で、黄門様が大名行列よろしく江戸城に登城するシーンがあります。 

その場面、当時の二条城を貸し切って撮影したそうです。

城の前の道も通行止めにした大掛かりな撮影だったと。

当時の東映の撮影が大掛かりで本格的だったということをお話されていました。

あ、オチはありません、それだけです。

貞夫さんの当時の貴重な話が聞けるのも、この番組ならでは、でした。



 

 

 


 

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