主に乙女ゲーのことを語る予定です
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
独り言をちょっと。↓
気づけばもう一週間以上経ってますね。
最近眠いです。
睡眠時間がかなり長くなっている自覚がありますw
夜も12時より前に眠くてふとんに飛び込むことがあるんですよねぇ。
これってやっぱり春だからかしら。。。とか。
春眠、暁を覚えず。とても言い得て妙な言葉だなぁとしみじみ思った朝。
そういえばこの漢詩って中学の教科書に載ってたんだったっけ?高校?
そして全く進めていない乙女ゲー関連。
どうしてもやる気がおきませぬ orz
いくつか積んでるのに、今年は発売ラッシュなのに。やばす。
ゲームする気が起きずに、これまた積んでいた本を読んでみたりしてました。
社会人になってから本読む量が激減してるわ・・・反省。
で何を読んだのかというと
森博嗣氏の「詩的私的ジャック」です。いわゆる「理系ミステリー」です。
犀川創平+西之園萌絵シリーズの4作目。
このシリーズ面白いっすよね~~!!
久しぶりに読んで、相変わらず面白くて興奮したわ~
「日本語」の面白さが魅力的な「理系」ミステリーは神。
以下本の内容ネタバレな続きです
↓
森先生の作品はランダムに読んでいるので、このシリーズもばらばらに読んでいて。
10作出てますが、1、2、3、4、9は読んだと思います。たぶん。
こんなだから犀川先生と萌絵の関係もイマイチ良く分かってなかったんですが(をい)
この作品では二人のパーソナルな関係性の描写が珍しく面白くて、その面でもわくわくしました。
萌絵が犀川先生への気持ちに戸惑う描写が特に面白い。
犀川先生が一週間中国に出張に行っている間に、どうしても先生に話をしたくなったり先生のことをもっと知りたくなったり進路に迷ったり、と悩む萌絵。
そして国枝桃子助手に相談する場面(ココ最高じゃないですか?)
↓
「犀川先生に直接ご相談すれば?私に聞いても無意味ね、そういうことは。」
「先生は中国に行かれているので・・・」
「帰ってこられるでしょう?来週。それが待てない訳?」
「はい。」
「ふうん・・・
じゃあ、中国まで行ったら?」
「え?」
「私なら、行くよ。」
国枝先生かっけえ!!!ここで大興奮したw
私も萌絵と一緒に目が点になってたわ(笑)
国枝女史のこういう竹をかち割ったような性質が最高です。好きだわ~~
この人、色んな意味で最強ですよね。
そして今作では萌絵が自分の気持ちをきちっと言葉で伝える場面もあったりして驚き。
↓
酔ってぐでぐでになっている萌絵が助手席に乗りこんで、運転席に乗り込む犀川先生。
目を瞑っている萌絵、その顔を覗き込む犀川。
「何か、私の顔についていますかぁ?」
「ああ、自分で自分がわかりません、って書いてあるね。」
「どうして、そんなに私のことが分かるの?
そんなに分かるなら、どうして・・・?」
「君が言わないからだよ。
相手の思考を楽観的に期待している状況・・・、これを、甘えている、というんだ。
いいかい、気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。
それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない。」 <あの犀川先生が、この台詞ですよ
「私、先生が好きです。」 <え
「気持ちと思い込みは違う。」
「私と結婚してください。」 <えええ
「いつ?」 <えええええ
「いつでもいいわ。・・・今でも。」
「今はできないね。」
「何故ですか?」
「酔っ払っている君を送っていかなくちゃいけないから。」
「じゃあ、明日。」
「明日は東京に出張なんだ。」
「私・・・、」萌絵は笑いながら言った。
「明後日まではとても待てない。」
犀川先生がまさかこんなこと言うなんて・・・!(//∀//)これはときめく。
特に、「いつ?」と聞き返したのには驚いた!
それってつまりOKってことなんですか!!?
まったくうろたえない男、犀川。
犀川先生×萌絵ちゃん萌え <ダジャレではない
しかしその後の問答は一体・・・(笑)
これって「じゃあ、明後日!明々後日!」って言い続けたらどうなってたのかw
どっちにしても無理なんだろうけども。
しかし、明らかに犀川先生は萌絵の気持ちに気づいている様子で、言わせているように思えるんですが・・・
だって萌絵の気持ちを聞いても動揺してないし。
でもあの犀川先生が色恋沙汰に強いとも思えないしなぁ <失礼
しかし、この犀川はかっこいい。惚れてまうやろと。
そして萌絵、かわいすぎる。まさに萌。
速攻でプロポーズまでかます萌絵に萌えた。
会話がなんともオサレで突飛ですよね。
今作では珍しく二人の関係がこんな風に進んでいて面白かった!
最後の方では萌絵が犯人に誘拐されて殺されそうになるピンチな場面もあって、、、
助かった萌絵と犀川先生の会話がまたよい感じです。
あと、犀川先生が萌絵の所作や行動を見て、『大人になったな』と感じている場面も何度かあったりします。
まぁ上のような場面はちびっとで、ほとんどはミステリーな訳ですが。
今回の事件、萌絵と犀川先生がいなかったら120%迷宮入りだよなぁ(笑)
こんなの解くの無理すぎるし。
大体、この人たち工学的な専門知識が豊富すぎるし、思考の柔軟さもハンパないしな。
はたから見たら突飛にしか聞こえないことをさらっと言い出すところがすごい。
犀川は、既成概念にとらわれない論理的な思考力がずば抜けている、というだけじゃなくて、人の感情とか思考までも読み解ける、という部分が今作では顕著に出ていました。
いやぁ、久しぶりに本読んで面白かったです。
やはり読書はせねば。
日ごろは読むといえば乙女ゲーのテキストが主だからなぁ <だめだこりゃ
とりあえずは犀川創平・西之園萌絵シリーズを読まねばなぁと。
というか一作目の「すべてがFになる」をもう一度読み返したいです。
あの衝撃をもう一度。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[06/28 waki]
[06/28 あとむ]
[06/13 waki]
[06/13 さくち]
[06/12 waki]
最新記事
(06/30)
(06/29)
(06/28)
(06/24)
(06/22)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
waki
性別:
女性
自己紹介:
マイブームは乙女ゲー
ニコ動は長年お世話になっている心の友です
ニコ動は長年お世話になっている心の友です
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ