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2024.04.26 (Fri)
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(5月5日、一部情報修正しました↓)



「だいさつじん おろち」と読みます。

時代劇映画第三作目の記事です。

これはもうかなり前に見たんですが、今更感想です。

ちなみに市川雷蔵主演の方です!

こちらの作品は、なんと言っても最後の十数分にも及ぶ雷蔵さんの殺陣が見所です!とにかく凄すぎます。

これぞ時代劇の真骨頂!




感想は下へ~



 





「中島貞夫の邦画指定席」にて鑑賞致しました。

「大殺陣」と書いて「おおたて」と読むのかしら、と思っていましたが

貞夫さんが「だいさつじん」と読んでいたので多分そっちが正解なんだと思われます。

で。

「雄呂血」って聞き覚えあるなーと思っていたら、戦前のヒット作・阪東妻三郎さん主演の『雄呂血』(1925)という無声映画のリメイク(?)だそうです。納得!

更に調べてみますと、集団時代劇の傑作『大殺陣』(1964)を組み合わせているようです。



今回はあの市川雷蔵氏が主演ですよ~~!

第一回、第二回と大友柳太朗さんの主演作でしたので、雷蔵さんはこちらではお初です。

まず言っておきますとかなりの傑作に仕上がっております!これはおススメです☆

時代劇映画初心者の方にもおススメできる質の高さです。

劇中、世の無常感、不条理さが全篇を支配しており、刹那的な主人公や登場人物の生き様が大変美しく、

激しく描かれています。

美しさとは俳優陣の美しさ、モノクロの美しさ、そしてタイトル通りの長時間の殺陣の素晴らしさ。



映画の基本情報(goo動画様より)

「大殺陣 雄呂血」
1966年大映
田中徳三監督 ←大映映画の代表的な名監督のお一人です

☆主要キャスト
市川雷蔵 (小布施拓馬)
八千草薫 (波江)
藤村志保 (志乃)
中谷一郎 (真壁十郎太) ←テレビ水戸黄門の風車の矢七役で有名な方ですね
脇には大映時代劇おなじみのモブ専俳優さんたちがw ↓
吉田義夫 (仏の五郎蔵)
伊達三郎 (大熊)

☆あらすじ
と或る藩の剣術道場の師範代である小布施拓馬(雷蔵さん)は、ある藩士の殺害事件の下手人の身代わりとして一年間身を隠さなければならなくなる。
なぜなら、許婚である波江(八千草薫)の父に頼まれたことと、道場仲間の真壁十郎太(中谷一郎)に説得されたためだった。
約束の一年が過ぎ、約束の場所に向かう拓馬。
そこで、波江の父の急な病死と、唯一の証人、十郎太の裏切りを知る。
濡れ衣の下手人として追われる身となった拓馬、そして十郎太から言い寄られながらも拓馬を想って追いかける波江、そして拓馬を下手人として追う十郎太や道場の者達、さらに拓馬が旅先で出会う娘志乃(藤村志保)等、複雑な人間関係が展開していく。
拓馬は不条理に次ぐ不条理な逃亡をしながら様々な敵に追われ、復讐を誓う・・・





拓馬は逃亡している途中で、更に事件に巻き込まれ役人を斬ってしまい、さらに敵を増やしてしまう。

最後には、十郎太や道場の者、藩から出された追っ手、役人達、更には賞金を狙った悪党達、等など・・・

とにかくラストにはものすごい人数に追われ囲まれます。

例えるならシリアスな「ブルースブラザース」みたいな感じでしょうかねwwwww

拓馬がそれらの敵を斬り続ける最後の殺陣が一番の見所!


(画像ちっちゃ!クリックして見て下さい、雷蔵さんがめっちゃ囲まれてますのでw)


実はこういう非情、というか無常感漂う世界というのが「時代劇」と「市川雷蔵」にはぴったりハマるんですね!

もう一つの見所は、雷蔵さんだけでなく彼に関わる女性達までもが理不尽な運命をたどる、という美しさ。

まぁ実際にそんな目に合うのはまっぴら御免ですがね(笑)






雷蔵さんのあの無駄のない佇まい、立居振舞いの美しさがモノクロの映像だと際立つようで、雷蔵さんのモノクロ時代劇は好きです。

そういえば、第一回、第二回と東映の時代劇でしたが、今回は大映なので、出ている俳優さんも全く違います。

当時は所属が決まっているので、東映の俳優さんは東映の時代劇に、大映の俳優さんは大映の時代劇にしか出ていませんでした。

それぞれで看板の俳優さんはいますが、今回の作品では雷蔵さんはもちろんですが、大映の看板女優さんが二人も出ていて豪華ですよね。

お二人とも雷蔵さんとよく共演していますが、特に藤村志保さんは共演が多いように思います。

雷蔵映画での藤村志保さんの存在は偉大。

今回も本筋とは関係ないものの印象的な役で出ていますし。

あとは容赦なしに主人公がどんどん追い込まれていく展開がすごいです。

とにかく一度見てほしい作品です。




最後に、雷蔵さんの殺陣はすごいです、個人的にも一番好きです!

是非是非、一度見てみて下さ~~い(´∀`)ノシ









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